Entries

2009.02.07 寝台特急はやぶさ 3

時まさに黄昏時、だいぶ暗くなってきた。
これから夜行列車に乗る・・・という気分が盛り上がるロケーションである。

門司駅
黄昏の門司20090207

ホームに降りると案内板に、はやぶさ・富士が表示されている。

案内板
門司案内板20090207

思い入れの強い九州ブルトレにまた乗ることができる。
テンションも上がってくる。

ホームで待つ事しばし・・・まず熊本発のはやぶさが入線してくる。

動画(フラッシュ)

はやぶさ入線
門司はやぶさ20090207

例によって機関車が切り離される。
このあと関門トンネル用のEF81が連結されるのだが、今回はこのタイミングでホーム後方に移動する。

はやぶさのテール
門司はやぶさ14系20090207

大分発の富士の到着を待つことにする。
はやぶさは一度ホームを離れて前方に退避する。
やがて富士が入線してくる。

動画(フラッシュ)

富士入線
門司富士20090207

今回、上りの富士を牽引しているのは御馴染みのED76であった。
前回ここ門司で上り富士の機関車は見損なったが、下りの機関車は何故かEF81であった。
ここ九州で富士を牽引する機関車といえばやはりED76というイメージがある。
なぜEF81が牽引していたのかは謎である。

富士を牽引してきたED76が切り離されると、そのまま前方へと退避する。
そして、あらかじめ前方に退避していたはやぶさがバックでホームへと入線し、ホーム半ば以降に停車している富士と連結する。

動画(フラッシュ)

連結作業が終了すると、はやぶさの乗車口が開く。
いよいよ寝台特急に乗車する。

今回の座席はB寝台上段である。
切符を片手に座席を確認する。
下段には既に先客がいた。
僕の寝台の下段にあたる席には50台くらいの男性、対面の下段には小さな子供さんを連れた年配の女性である。
どうやら孫を連れたおばあちゃんのようである。
僕の対面の上段はのひとり旅らしい若い男性である。
発車直後は通路側の折りたたみ椅子に座っていた。
真下の男性は仕事関係の移動であったかハンガーにはスーツがかけてある。
窓よりの席に座って、ひたすらスポーツ新聞を読んでいる。
通路側の椅子がふさがっていることと、まだ早い時間なので、座席に座らせていただきたかったのであるが、真下の男性は荷物を無造作に座席に置いてしまっていて座れなかった。
それ以上に完全に自分の世界に入ってしまっていて声をかける雰囲気では無い。
かたや対面のほうは小さなお嬢ちゃんがとてもよくしゃべるので、おばあちゃんも孫の相手をずっとしている状況である。
隣りのひとり旅くんは、やがて自分の寝台に上がり、なにやら文庫本を読みふけっている。
てっきり鉄ちゃんだろうと思ったが、どうなんだろか?

門司を出た後はまだ少し空席があった。
もっとも現在の寝台特急のダイヤでは大阪あたりまでお客さんが乗車してくる可能性がある。
たとえ門司あたりで乗り遅れても新幹線で先回りすれば途中から乗車も可能なのである。

B寝台通路
B寝台通路20090207

少し寝台列車の設備を見てみよう。

ドア
B寝台車ドア20090207

ブルートレインのドアは内側に折りたたんで開く構造になっている。
子供の頃は、この特徴的なドアが好きだった。
ブルートレインの特徴のひとつでもある。

もうひとつ特徴的なのが飲料水の設備である。
小さな封筒のような形状のカミコップに水を入れて飲むのである。

飲料水
飲料水120090207

右手にデジカメを持っているため水の出るボタンは押せないが、コップの上の短いストローのようなところから水が出てくるのである。

給水後
飲料水220090207

水を注ぐとこんな感じ。
まぁ、正直なところ飲みやすい形状では無いかもしれない。
でも飲料水を飲むのは楽しかったように記憶している。

ということで、とりあえず夜食をいただくことにする。
えっ、門司で食べたじゃん・・・というツッコミは無しということで・・・(笑)

かしわめし
かしわめし20090207

かしわめし中身20090207

なかなか美味でごきげんである。

例によって通路側の折りたたみ椅子を出して、夜の車窓を眺める。
お孫さん連れはもうカーテンを引いてお休みのようである。
ひとり旅くんは、相変わらず文庫本を読みふけっている。
50代さんはといえば、カーテンを開けっ放しのまま、窓側の壁に頭を持たれかけた、けっこう無理な姿勢で寝てしまっている。

前後の席にもご同輩が何人か居る様子である。
三脚が使える状況に無いので、少し前の席の方にデジカメのシャッターをお願いする。
とても気さくに快く引き受けてくださった。
が、やはり写真ほうはジンクス通り、人に写してもらうと変な顔で写っている。(笑)
僕が撮影を頼んでしまったので近隣の席の方からも撮影を頼まれている。
少し申し訳ないと思ったが、快く引き受けておられた。

今朝は早く出発したし、午後は表を歩き回っているので、睡魔が襲ってくる。
時刻はもうすぐ23時といったところだが寝ることにする。

目がさめたのは5:00過ぎである。
トイレに行く途中の寝台が空席のようだった。
週末の切符は手に入りにくい状況ながら、土壇場で乗れない人も居るのかもしれない。

B寝台
B寝台下段20090207

B寝台20090207

寝台車の車内は起きている人が誰も居ない。

動画(フラッシュ)

深夜の通路
B寝台深夜の通路20090208

深夜というより未明といったほうが良い時間である。
まだ空は暗い。
窓の外を漆黒の闇が通り抜けていく。
時々駅を通過する時は駅の照明が流れていく。

夜の車窓
夜の車窓120090208

夜の車窓220090208

この後は寝ないで起きていることにする。
日の出が見れるのは金谷あたりのはずである。
大井川の鉄橋を渡る時、少し上がった朝日が見える。

大井川鉄橋
朝日20090208

さて、東京行きの寝台特急の朝の楽しみは静岡である。
携帯電話の気象情報によると静岡付近は張れのようである。
富士山のビューポイント富士川鉄橋から、今回は富士山が見えるだろうか?
進行方向の関係で、本来山側(左側)に存在する富士山が海側(右側)に見える区間がある。
今回は富士山の頂上まで見えているようである。
デジカメを準備してしばし待つ。
富士川駅を通過すると程なく富士川の鉄橋を渡る。

動画(フラッシュ)

富士川鉄橋
富士川鉄橋20090208

若干かすんではいるが、マズマズな感じである。

富士川の鉄橋を渡ると、程なく富士駅に到着する。
ここから沼津の先あたりまでは、富士山を隣りに拝むことができる。

寝台側の窓からの富士
車窓富士山20090208

新幹線も近くを走っている個所があって、はやぶさの車窓から、後方に富士山、手前にはやぶさを追い越していく新幹線の姿を望むことができる。
うー、写真を撮り損ねてしまった・・・・。

やがて、はやぶさは神奈川県内に入る。
東海道本線が海沿いのルートを走る頃にはすっかり朝である。

海岸線が眩しい
海20090208

この頃になると、ひとり旅くんはずっと通路側の折りたたみ椅子に座ったままである。
どうやら昼間の車窓を眺めるのは好きらしい。
ちょっと席を外したところを写したのが下の画像である。
ちょうどトンネルに入ったため、車内の状況説明的な画像となる。

通路側
B寝台座席20090208

すっかり朝なので下段のお孫さんがまたまた元気に、おばあちゃんとおしゃべりを始める。
50代さんは静岡で下車された。
降り際に、どうも失礼しました・・・と声をかけてくれた。
僕がこの方と交わした言葉はこのひとことだけであった。

横浜を過ぎると終点東京まではすぐである。
降りる準備を始めると一足先に、ひとり旅くんが行動を開始した。
どうも失礼しました・・・同じような言葉をかけて去っていく。
僕も荷物をまとめると先頭車両へと移動を始める。
お孫さん連れのおばあちゃんに、やはり、どうも失礼しました・・・と挨拶をする。
先方も笑顔で挨拶を交わす。

定刻通り、東京駅に到着する。

東京駅
東京着20090208

下関から、はやぶさと富士を牽引してきたEF66はすぐに切り離され前方へと退避する。
この後となりの線路を逆送して、最後尾に回りこみ、富士側に連結されると、そのまま回送となる。
機関車が切り離された後のはやぶさと隣の東北新幹線の車両とが2ショットで見える。

東北新幹線と
東北新幹線と20090208

それなりの人数の鉄道ファンが群がっているが、機関車が居なくなれば徐々に反対側へと移動していくはずである。
はやぶさ・富士が廃止されるまで後1ヶ月ちょっと、さすがにもう乗る機会は無いかもしれない。
今後ますますはやぶさ・富士の切符はプラチナチケット化すること必須である。

後日談になるが、3/13ラストランの切符は1カ月前の2/13の10:00に発売が開始されたが10秒で売り切れたと報道された。
しかし、現実には117番で時報を聞きながら10:00ちょうどに端末を叩いても取れないところを目撃した。
文字通り秒殺であった。

なによりも、おそらく上りの東京行きに乗るのはこれが最後かと思われる。
そういう意味では富士山がバッチリ見えたのが良かった。

少しづつ人が減り始めたホームでしばし、はやぶさと名残を惜しむ。
14系寝台車両の特徴である先頭車両のディーゼル発電機も停止したようである。
あとは回送待ちである。

回送を待つはやぶさ
回送待ち20090208

テールマーク
ロゴ20090208

ホームにて
ホームにて20090208

乗車表示
案内板20090208

この列車表示ももうすぐ見られなくなる。

やがて、はやぶさは回送列車として東京駅を発車する。

動画(フラッシュ)

はやぶさ・富士ラストランまで、後33日である。


<ブログランキング>
ポチッとな!でお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

関連記事
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://kacchan1963.blog92.fc2.com/tb.php/19-96ca88e5

トラックバック

コメント

[C19] 動画アップしました。

拙いページですが・・・
動画をアップしました。

動画(フラッシュ)をクリックすると新しいページが開くので画面真中の矢印をクリックしてください。

残念ながら携帯電話(AU)では再生できませんでした。
パソコン専用ということでお願いいたします。

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

FC2カウンター

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

かっちゃん

Author:かっちゃん
かっちゃんの雑記ブログへようこそ!

このブログの主のかっちゃんです。
神奈川県に住んでいます。
少なくとも若者ではありません。
男性です。

淡水のハゼを飼っています。
魚を飼うようになったのはホンの偶然でしたが、今では沖縄まで遠征するところまでエスカレートしています。

採集や飼育の記録に、かっちゃんのお魚ブログを立ち上げましたが、魚以外の情報発信もしてみたくなり、このブログ開設に至りました。
僕にとってブログとは簡易ホームページで、手軽に情報をアップできる道具のように思っています。

好奇心旺盛で行動力があり、いつもお腹を空かせてます。(笑)
思い立ったらすぐに動き出すフットワークの軽快さがウリです。
興味が湧けばいろいろとやってみます。

そういった諸々のネタを発信していければと思っています。
ネタは日々の日常だけでは無く、時に古いネタを引っ張り出してアップしたりもするかもしれません。

基本的にここは趣味の世界なので仕事の話はしません。
また議論、討論のような展開も望みません。

このブログは閲覧を制限していません。
CLOSEDな世界を望むならSNSもありますし、ここではOPENに情報発信をしていきたいと思います。
OPENであるが故の制約もあるでしょうが。
コメントやあしあとを残していただく際には、どんな人が見ているか解らない点を留意くださいませ。

なんだか長くなってしまいましたが・・・・マイペースで気ままに情報発信できればと思っています。

2008年12月18日

E-Mail:kacchan_1963@goo.jp

連携コンテンツ


kacchan_1963をフォローしましょう



過去ログ



過去画像



Instagram


かっちゃんのブログ


画像保管庫


Copyright (C) 2008-2016
http://kacchan1963.blog92.fc2.com/
All Rights Reserved.

ブログランキング

ポチッとな!でお願いします。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる